令和7年度 人権施策・教育推進方針
令和7年度
人権施策・教育推進方針 阿武町教育委員会
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人権の世紀と言われている21世紀も既に四半世紀を迎えますが、少子高齢化や情報化の進展など社会経済情勢の変化に伴い、人権に関する新たな課題も見られます。このことから、今日においても人権が尊重された心豊かな地域社会の実現にむけ、より一層の人権教育の取組が求められています。
山口県では、令和6年度に「山口県人権推進指針」が12年ぶりに改定されました。
これを受けて、阿武町においても人権に関する総合的な取組をさらに推進するために「阿武町人権施策・教育推進方針」の見直しを行いました。
この方針は、町民全てが、学校や地域社会において、人としての尊厳が損なわれることなく、自分の人格が尊重され、他人の人格を尊重して自由で平等な生活を営むことができるよう、一人ひとりがかけがえのない尊い生命(いのち)の主体者であるという、人間尊重を基本的な考え方としています。
これを受けて、阿武町においても人権に関する総合的な取組をさらに推進するために「阿武町人権施策・教育推進方針」の見直しを行いました。
この方針は、町民全てが、学校や地域社会において、人としての尊厳が損なわれることなく、自分の人格が尊重され、他人の人格を尊重して自由で平等な生活を営むことができるよう、一人ひとりがかけがえのない尊い生命(いのち)の主体者であるという、人間尊重を基本的な考え方としています。
阿武町では、この方針を受け、「町民一人ひとりの人権が尊重された心豊かな地域社会」の実現に地域ぐるみで取り組み、「町の力となるひとづくり」に努めてまいります。
○基本姿勢
人権教育は、すべての人々の基本的人権が尊重された社会の実現をめざすうえで、重要な教育活動であるとの視点に立ち、日本国憲法及び教育基本法並びに山口県人権推進指針の精神にのっとり、基本的人権が尊重されるよう学校や地域社会における人権教育を総合的かつ効果的に推進します。
人権教育は、すべての人々の基本的人権が尊重された社会の実現をめざすうえで、重要な教育活動であるとの視点に立ち、日本国憲法及び教育基本法並びに山口県人権推進指針の精神にのっとり、基本的人権が尊重されるよう学校や地域社会における人権教育を総合的かつ効果的に推進します。

○学校における人権教育の推進
子どもの卒業までの心身の成長の過程に即し、学校の教育活動全体を通して人権尊重の意識を高め、一人ひとりを大切にする教育を組織的・計画的に推進するとともに人権に関する教職員の研修機会の充実を図ります。
(1) 全教職員での共通理解・相互啓発
(2) 家庭、関係機関等との連携
(1) 全体計画の作成
(2) 年間指導計画等の作成
(1) 一人ひとりを大切にした授業の充実
(2) 道徳の時間や特別活動等における人権尊重の精神を養う指導の充実
(3) 指導資料の選定及び整備・充実
(4) 人権に配慮した生徒指導・進路指導の充実
(1) 手法の創意工夫
(2) 社会教育と連携した多様な体験活動の機会の充実
(1) 安心して、楽しく学ぶことのできる環境づくり
(2) 個性、心情、意見等を大切にする環境づくり
(3) 一人ひとりが存在感を感じる心の居場所としての集団づくり
(1) 研修機会の充実
(2) 学習方法や指導方法の創意工夫
(3) 教職員相互の啓発
○地域社会における人権教育の推進
人権意識の高揚をめざし、関係機関との連携を図りながら、企業・職場を含めた地域社会における多様な学習機会の充実に努めます。
人権意識の高揚をめざし、関係機関との連携を図りながら、企業・職場を含めた地域社会における多様な学習機会の充実に努めます。
(1) 地域社会で取り組む支援体制の確立
(2) 社会教育関係団体等の相互の連携
(3) 家庭教育の学習機会、支援体制の充実
(4) 指導者の養成
(1) 多様な学習機会の設定
(2) 自主的、意欲的な参加が得られるような学習機会の充実
(3) 学校教育と連携した多様な体験活動の機会の充実
(4) 学習資料等の整備・充実