奈古婦人会 「阿武町音頭」の練習

 

 
 5月27日、奈古婦人会のみなさんが、町民センターで阿武町音頭の練習を行いました。

 阿武町音頭は、ふるさとの魅力を伝える踊りとして誕生し、50年以上にわたって踊り継がれています。現在も阿武小中学校の運動会や、地区の盆踊り大会などで踊り継がれ、卒業生たちの思い出にも刻まれています。
 
 奈古婦人会では、6月14日の運動会を前に、阿武小中学校の子どもたちに阿武町音頭を教えることにしており、この日は、振り付けの確認など、事前練習に励みました。

 やっぱり町民がひとつになる踊りだと思います。大きくなって阿武町から外に出たときに「あの時に、学校で阿武町音頭を習ったな」って、どこかで思い出してくれたら私は嬉しいです。小学生、中学生、そして一般の人。みんながわけへだてなく全員で輪になれることが、阿武町音頭の良い所だと思います。
 これを受け継いでいって、「外に出ても、帰ってきたときには、また輪に入る」っていうような気持ちになってくれたら嬉しいです。
 指導者・小田 千菊 さん

♪阿武町音頭♪

 
作詞/芳長雪男    作曲吉田矢健治    編曲川上英一

   ハアー
   心 なごやか うたごえはるか
   躍る みんなに ふくがくる
   三つ合わせた 手と手を打てば
   情け花咲く おらが里

   チョイト阿武町 来てみゃしゃんせ
   歌いついでに おどりゃんせ
   あら チョイト ネエー



   ハアー
   日本海から 打ち寄す波も
   男鹿 女鹿の 宮参り
   さても誰待つ 大敷網は
   好きな あの娘の そぶり待つ

   チョイト阿武町 来てみゃしゃんせ
   歌いついでに おどりゃんせ
   あら チョイト ネエー



   ハアー
   猿も見とれる 遠獄山で
   夏の郷川 ホタル狩り
   宝 埋もれ木 宇生賀の盆地
   黄金 稲穂も 背伸びする

   チョイト阿武町 来てみゃしゃんせ
   歌いついでに おどりゃんせ
   あら チョイト ネエー



   ハアー
   わたしゃ角ない やさしい牛よ
   くどき次第で 世話女房
   釣っておかえり 筒尾の浜で
   添えてあげましょ 夏みかん

   チョイト阿武町 来てみゃしゃんせ
   歌いついでに おどりゃんせ
   あら チョイト ネエー

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