プロのインストラクターによる水泳授業が始まりました!
多くの教員が子どもたちを見守ります
子どもたちにとって、待ちに待った夏休みが始まりました!
それと同時に、プロのインストラクターによる水泳授業が始まりました。
教育委員会では、子どもたちにより質の高い授業を提供すること、そして何より安全管理を第一に考え、本年度から水泳の授業を民間に委託することとしました。
初日、私(網本)も早速見学に行きましたが、子どもたちは、夏休みという解放感と、学校のプールとは違った雰囲気での水泳の授業ということで、始まる前からワクワク感がMAXです。
授業はプロのインストラクターの方々が、わかりやすく丁寧に、そして専門的に指導してくださり、子どもたちも楽しく安心して指導を受けていました。
もちろん、民間委託といってもインストラクターにすべて丸投げをするわけではありません。インストラクターが指導してくださっている間、多くの教員がプロの指導技術を横目で学びながら、プールサイドで子どもたちの安全管理に気を配り、一人一人に声をかけ、頑張りの様子をしっかり観察しています。とてもいい光景でした。
また、本来なら水泳で疲れた後も授業が続くのですが、夏休みに行うことで、水泳の授業が終われば家に帰ってゆっくり休むことができます。眠たくなってうとうとしている子どもたちを、無理矢理起こして授業を進める教員の苦労も解消されます。
子どもたちにとっても、教員にとってもメリットの大きい取組だと思います。
・・・
2日目、プールをのぞいてみましたが、ちょっと驚いたことがありました。
今日は、なんと何人かの教員がプールに入り、インストラクターに指示をもらいながら指導の補助をしていました。
水泳の授業を民間委託する一番の目的は、子どもたちにより質の高い授業を提供することと水難事故の防止ですが、教育委員会としては、教員の負担軽減も目的のひとつと考えていました。
しかし、先生に聞いてみると、「昨日の様子を見て、自分たちもプールに入って手伝えば、さらに指導が行き届くのではないかと思ったので……」ということでした。
前向きな教員の姿勢に脱帽です。もちろんプールサイドから生徒の安全を監視する役目も必要です。くれぐれも無理をしない程度にお願いします。
子どもたちからは、「とっても楽しい」、「水が怖くなくなった」、「15メートル泳げるようになった」といった嬉しい声が聞こえてきます。
保護者の方も自由に見学ができますので、良かったら、ちょっとのぞいて見てください。そしてご感想も聞かせてください。