あなたにとって阿武町ってどんなところですか?


 7月4日(金)、「たくましく心豊かな阿武っ子育成協議会(兼 阿武町いじめ問題対策連絡協議会)」ならびに「阿武中学校区生徒指導推進協議会」(写真上)の2つの会議を開催しました。いずれも、学校と行政、保護者、地域が一緒になって、子どもたちの健全育成について意見を交わす会議です。

 特に「阿武中学校区生徒指導推進協議会」には、学校関係者に加え、子ども会、婦人会、敬老会、民生委員、主任児童委員、保護司、警察、交通安全指導員、防犯連絡指導員、少年相談員、行政等、様々な立場の地域の方約50人が一堂に会して行われる会です。子どもたちのためにこれだけの人たちが集まる会は、他の市町を見てもそんなにあるものではありません。

 その会の中で、「あなたにとって阿武町はどのようなところか」、「どうすれば子どもたちにあぶPRIDEをもたせることができるか」について熟議を行いました。私が仲間に入れてもらったグループでは、「まずは大人が阿武町にプライドをもたなければならない。大人が、どうせ阿武町は・・・と思っていては、子どもにあぶPRIDEをもたせることはできない。」、「大人も子どもも決して阿武町が嫌いなわけではない。むしろみんな阿武町に愛着を持っている。でも現実ここで生活していくことは難しい。」、「私は阿武町の美しさに惹かれて阿武町に引っ越してきた。みんなももっと阿武町の良さに気づいて欲しい。」、「昔は大人と子どもが一緒にいろいろなことをする機会が多かった。今はどうかねぇ。」といった意見がありました。また、「教育長は子どもたちにいろいろな話をするが、同じように大人にも話をしてほしい。」といった意見もいただきました。

 残念ながらこの会は、会議のスリム化、委員の負担軽減、学校運営協議会や地域連携教育担当者会議といった地域の方々を交えての新たな会議の発足等により、本年度をもって終了することとなりましたが、これからも地域総がかりで子どもを育てる阿武町であってほしいと思います。そのために、まずは大人が阿武町にPRIDEをもちましょう。

 地域の皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。


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